“理屈じゃないのよ涙は”ストーカーに嫌いだと言ってるじゃない

泣いても止めない。嫌いだって言っても伝わらない。
──これは恋じゃない。感情の暴走、その名はストーカー。

🌸“理屈じゃないのよ涙は”ストーカーに嫌いだと言ってるじゃない

「もう…無理だよ、怖いよ…」
嫌いって、ちゃんと伝えたはずなのに。
涙も見せたのに。
なのに、あの人は──ストーカーは、まるで聞こえなかったかのように、笑って近づいてきた。

✦✧✦泣いたって止まらない✦✧✦

最初はほんの偶然の再会みたいに、待ち伏せされていた。
通学路の途中、コンビニの裏手、図書館の入り口…
どこにいても、必ずあの目が私を見つける。
そしてある日、「最近よく会うね」って。
──違う、こっちは望んでない。
「前にも言ったけど、嫌いなの」
「…そういうところが好きなんだよ」
私の拒絶は、彼にとって“口実”にしかならなかった。

🌸“好き”という免罪符

あの人はいつも言う。「君のことが好きでたまらないんだ」
その言葉が、こんなにも気持ち悪くて、重くて、怖いものだなんて思ってもみなかった。
「好きだから追う」「好きだから話しかける」
“好き”の言葉に、私はいつも苦しめられてる。
私が泣いた時も、あの人は優しく笑っていた。
「そんなに泣くほど、俺のことが気になるんだ」
──違うよ。
私の涙は、もう言葉にならないほどの恐怖の結晶なのに。

🌸心の限界ライン

LINEをブロックしても、電話を着信拒否にしても、彼はどこからか私のスケジュールを把握している。
通学路、バイト先、休日の公園…
「偶然会った」なんて嘘、すぐにわかる。
「嫌いなの、怖いの」
涙ながらに伝えたその日でさえ、彼は「今日はなんだか素直だね」って微笑んだ。
私の悲鳴も、拒絶も、彼にとっては“恋のシナリオ”
そんなの、狂ってるよ。

🌸誰かに、助けてほしかった

親にも言えない、友達にも言えない。
でも、このままじゃ私は壊れる。
そんな時に見つけたのが、探偵事務所の無料相談だった。
「ストーカー被害かも…でも、証拠がない」
「警察に言うのはまだ早い気がする」
そんな不安も、探偵はちゃんと受け止めてくれた。

“誰かに話すこと”
それが、私の第一歩だった。

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🌸“理屈じゃない涙”って、なに？

「なんで泣いてるの？」
そう聞かれても、答えられない時がある。
だって、それが“理屈じゃない涙”だから。
心が、もう説明を諦めて、涙という形でSOSを出す。
それに気づかず、「どうして泣くの？」なんて言う人は、たぶん…心がない。
だから私は今、涙ではなく、行動する。
──この涙は、ただの終わりじゃない。私の新しい始まり。

🌸なぜストーカーに“嫌い”が伝わらないの？

私が何度「嫌い」と言っても、彼は笑ってうなずくだけ。
まるで「それも愛情表現」とでも思ってるみたいに──
ストーカー行為をする人は、しばしば現実と妄想の境界が曖昧です。
自分の“恋心”を正当化し、相手の拒否を「照れ隠し」や「駆け引き」と都合よく解釈する。
そして、相手の感情を想像する力（共感性）が極端に欠如していることが多いのです。
だから、「嫌い」と伝えても、「泣いて」も、
その言葉の意味を理解せず、自分に都合の良い物語を心の中で作ってしまう。
──それが“理屈が通じない”ストーカーの正体。
相手の立場で考えられない人に、言葉は届かない。
だからこそ、私たちは一人で抱え込まず、助けを求めるべきなんだ。

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♡ 追記 ♡

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