妻はヨガ教室で何を考えてポーズをとってるのか？不倫の行為のポーズ

そのポーズは健康のため？それとも不倫のため？──夫の疑念は深まるばかり。

「最近、ヨガに通い始めたの」

妻がそう告げたのは、今年の春先のことだった。

健康や美容に関心が強い妻らしい言葉だと、そのときは笑って応援していた。

だが、私の心の奥に生まれたわずかな違和感は、やがて確信に変わっていくことになる。

ヨガ教室に通い始めてから、妻は急に生活習慣を変えた。

以前よりも丁寧にメイクをし、服装もどこか華やかになった。

「ヨガだから動きやすい服装よ」と言いながらも、その装いには誰かに見せたいという意識が感じられた。

帰宅後も、ヨガマットの上でポーズをとりながら笑顔を見せる妻。

だが、その笑顔は私に向けられたものではなく、どこか遠くを見つめるような輝きがあった。

その姿に、私は小さな不安を覚えた。

ヨガから帰ると、妻はすぐにスマホを取り出して画面を確認する。

通知音が鳴るたびに笑顔を浮かべ、時には楽しげにメッセージを打ち込んでいた。

「ヨガの仲間とグループチャットしてるの」──そう言われれば納得できる話だ。

だが、深夜まで続くそのやりとりに、私は疑念を拭いきれなかった。

ある日、妻が自宅でヨガのポーズをしている姿を見て、妙な違和感に襲われた。

ただのストレッチのはずなのに、その動きにはどこか艶めいた仕草が混じっていた。

「そのポーズ、何を考えてるんだ？」

思わず口から出た言葉に、妻は一瞬だけ表情をこわばらせた。

次の瞬間、彼女は「集中してただけ」と笑顔を作ったが、その笑みは明らかに不自然だった。

ヨガ教室の日は決まって木曜の午後。

その時間になると、妻は念入りに化粧をし、髪型を整え、香水をまとう。

帰宅時間はいつも3時間後。

だが、ある日ふとレシートを見ると、ヨガ教室の終了時刻より1時間も遅くカフェでの利用記録が残っていた。

「クラスの仲間とお茶してたの」

そう説明する妻の瞳は泳いでいた。

そして私は気づいた。妻のポーズは健康のためではなく、不倫の世界に踏み込むための入り口だったのだ。

疑念を抱いた私は、妻の行動を記録するようになった。

・ヨガの日だけ身に着ける鮮やかな下着

・手帳に書かれた「14:00〜17:00」の記号

・帰宅後の柔らかな笑み

これらが繋がり、一つの線を描き出した。

「妻はヨガ教室でポーズをとっている」──その裏には「不倫というもう一つのポーズ」が隠されていた。

「思い過ごしかもしれない」と自分を誤魔化すこともできた。

だが、このまま疑念に押し潰されて家庭が壊れるくらいなら、事実を知った方がいい。

そう思い、私は探偵事務所へ足を運んだ。

探偵は冷静に言った。

「心に浮かんだ違和感を無視してはいけません。証拠を手にして初めて、未来を選べるんです」

数週間後、届いた報告書には妻とヨガ仲間の男性が一緒に食事をし、ホテルへ向かう姿が写真で残されていた。

「ヨガのポーズ」は健康ではなく、不倫の行為のポーズにすり替わっていたのだ。

報告書を閉じたとき、私は深い息を吐いた。

妻を責めたい気持ちと、まだ信じたい気持ちがせめぎ合う。

だが一度失われた信頼は、元に戻ることはなかった。

ヨガ教室に通う妻の姿が、今はただ裏切りの象徴として心に残っている。

小さな違和感は、やがて大きな真実を照らし出す。

あなたの隣にいる大切な人が、どんな視線をどこへ向けているのか。

その答えは、日常の一言や仕草に隠されているのかもしれない。

もし疑念に苦しむなら、勇気を持って真実を確かめてほしい。

探偵への相談は決して特別なことではない。未来を守るための一歩なのだ。

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