私の家に現れた！Twitter監視から始まる“ストーカー”の恐怖

　「たった一つの“いいね”が、ストーカーの標的になったきっかけだった…」

「今、帰ってきたんだね」

──スマホに届いたそのDMは、見覚えのないアイコンからだった。

でも、私のつぶやいた時間と場所を、完璧に言い当てていた。

◆◇◆ それは“無害なフォロワー”から始まった ◆◇◆

私は日常をつぶやくだけの、いわゆる「鍵なしアカウント」。

仕事終わりのカフェ、今日のランチ、帰宅途中の景色──

日々を共有する感覚で、フォロワーとゆるくつながっていた。

ある日、あるフォロワーが、やたらリプをくれるようになった。

「そのカフェ、俺も行ったことあるよ」

「その道って、○○駅の近くじゃない？」

……なんとなく気味が悪かったけど、やり過ごしてしまった。

✦✧✦「位置情報」から始まったつきまとい✦✧✦

Twitterには、GPSをつけなくても、

写真・時間・文脈である程度、場所がわかる。

「おしゃれなカフェ」「朝の通勤電車」「駅近の書店」──

気づかないうちに、私は生活圏を晒していたんだ。

「今日、青いスカートだったよね？」

「○○通りのファミマの近くにいたでしょ？」

──無言の恐怖が、ジワジワと心に忍び寄ってきた。

ある日、夜遅くに帰宅すると、マンションの前に人影があった。

街灯の下、うつむいたまま私の動きを見つめる男──

見覚えのある雰囲気。でも顔がはっきりしない。

エレベーターに乗る直前、背後から「久しぶり」と声がした。

──アイコンの画像。あのTwitterの男だと、直感でわかった。

━━… 「ネット越し」の安心は、錯覚だった …━━

「気になってた」「守りたかっただけ」

彼の言葉は、どこまでも自己中心的だった。

私の意志なんて、そこには存在していなかった。

翌日、鍵をかけても玄関の前に差し入れが置いてあった。

家の中にいても、どこかから見られているような気配──

生活が、壊れていった。

冷静になって検索したワードは、
「Twitter ストーカー無料相談」。

辿り着いたのは、探偵事務所の無料紹介サイトだった。

「今すぐ調査は難しくても、証拠を残して」

そう言われ、私はDMのスクショ・差し入れの写真・監視の記録を残していった。

✧✧✧「監視される日常」の終焉へ✧✧✧

探偵は彼の素性を突き止めてくれた。

同時に、彼の他のSNSアカウントも発見され、

「俺の天使」と書かれた私の写真がアップされていた。

接近禁止命令と、オンライン監視記録の提出。

SNSでの関与も法的対象になり得る──

ようやく、日常が戻りはじめた。

ストーカーは、突然現れるわけじゃない。

多くは、“優しいふり”や“共感”から始まる。

でもそれは、自分本位な欲望の片鱗であることもある。

SNSでの何気ない投稿が、誰かの妄想を加速させてしまうことも──

違和感を感じたら、すぐに動いて。

探偵の無料相談や専門家の力を借りて、

あなた自身を守ってください。

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