“妻が持っている2台目のスマホ”画面ロック解除したら不倫の証拠が

「2台目のスマホのロックを外した瞬間、すべての答えがそこにあった──」

「ねえ、スマホ2台持ってる人って怪しいと思わない？」

友人との会話で軽く笑っていたはずなのに、まさか自分の妻がそうだったなんて──。

妻のカバンの中から、見慣れないスマホがひょっこり出てきたとき、胸の奥がざわついた。

1台目はいつも使っている白いスマホ。家族LINEや普段の連絡に使っているものだ。

でも、もう1台は黒くて無骨なデザイン。ケースもなしで、存在を隠すようにしまい込まれていた。

「仕事用かな？」と最初は思った。

けれど、そのスマホの画面には見覚えのない通知が並んでいた。

暗証番号がかかっている──普通ならそこで諦めるところだろう。

だけど、胸の奥のモヤモヤが「確かめろ」と背中を押してきたのだ。

◆◇◆

暗証番号を何度か試した。

誕生日、結婚記念日、子どもの誕生日──どれも外れた。

「やっぱりダメか…」と諦めかけたその時、ふと頭に浮かんだのは、妻がよく口にしていた推しアイドルの誕生日。

震える指で入力すると、画面が開いた。

そこには、私の知らない世界が広がっていた。

メッセージアプリには、知らない男とのやり取りがびっしり。

「おやすみ♡」「今日もありがとう」「次はホテルで」──軽い言葉が鋭い刃のように胸に突き刺さる。

アルバムを開くと、2人で撮った写真がいくつもあった。

夜のレストラン、車の中、見覚えのない部屋。

笑顔の妻の顔がそこにあったけれど、その笑顔は私の知らない顔だった。

✦✧✦

普段の妻は、料理や掃除をしながら笑っている普通の妻だ。

だけど、このスマホの中では、まるで別人のようだった。

「今日は夫が出張だから泊まれる」

「同窓会って言っておくから大丈夫」

──すべてが嘘に変わった瞬間だった。

2台目スマホを持つ理由は、人によって違うのかもしれない。

でも、不倫をしている人にとっては“隠れ家”のようなものだ。

私にとっては、それを見つけてしまった瞬間、

「信じていた日常が音を立てて崩れる」音が聞こえた気がした。

━━…

証拠は手に入った。けれど、どうすればいい？

問い詰めれば逆ギレされるかもしれない。

下手をすれば、証拠隠滅されて「証拠不十分」になってしまう。

離婚を考えるにしても、しっかりとした裏付けが必要になる。

私はこのとき、初めて「探偵に相談する」という選択肢が現実味を帯びた。

2台目スマホから見えてくる断片的な証拠は、あくまできっかけに過ぎない。

本当に必要なのは、法的にも有効な証拠だったのだ。

❁✿♬

無料相談で話を聞いてもらったとき、心がすっと軽くなった。

「それは立派な証拠の入口です」

「我々が追跡すれば、動かぬ証拠に繋がります」

そう言ってもらえた瞬間、胸を締めつけていた不安が溶けていった。

後日、探偵が調べた報告書には、妻と不倫相手が一緒にホテルへ入っていく姿が、鮮明に記録されていた。

2台目のスマホが見せた“影の生活”は、探偵の手で完全な証拠へと変わったのだ。

━━…

今振り返ると、妻の挙動は少しずつ不自然だった。

・カバンを常に持ち歩く

・夜中にベランダでスマホを触る

・ロック画面を人に見せない

けれど、夫婦という関係の中で「疑う」という行為は、とても勇気がいることだ。

だからこそ、誰にも言えずに一人で抱え込み、苦しくなる人も多いのだろう。

もしあなたが同じように「もしかして」と思う瞬間があるなら、

どうか自分ひとりで抱え込まないでほしい。

探偵に相談することは、決して特別なことじゃない。

不安な心を守る、当たり前の選択肢だと私は思う。

◆◇◆

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