性感帯・女性の感じやすいところは迷走神経に沿ってある
なんで女性は耳の後ろに息を吹きかけられると感じるのか
女性の耳の後ろ、耳殻のつけねから乳様突起( Wikipedia→乳様突起(にゅうようとっき、mastoid process)は、側頭骨の後下方部、骨性外耳道の後ろ内側、茎状突起の外側にある円錐状の突起のこと。
体表面から見た場合は,耳介の後ろ(耳の裏側)にあたり、体表からも見たり触れたりすることが可能ではっきりわかる突起である。大きさと形状には個体差があり、男性では女性よりも大きい。
側頭骨の乳様突起を含む部分を乳突部という。)あたりにかけての皮膚が非常に鋭敏なのはなぜか?その部分に息を吹きかけただけでも性的興奮が起こるし、それだけで下半身にまで反応があらわれる女性も少なくないです。
女性の全身に分布している性感帯の連絡の主役は迷走神経です。それにところどころの反射神経が関与し中枢と末梢とを連絡しているのです!
クリトリスに触れる前に、陰唇間溝(女性の大陰唇と小陰唇の区切部分の溝の事)を!
迷走神経というのは、自律神経のひとつです。もともと中枢神経であるにもかかわらず、あたかも末梢神経のような形で全身に分布しているところから、迷走神経と呼ばれています。
女性器の場合、迷走神経はどこに分布しているかと言えば、股間の神経走行は、陰唇動脈にほぼ沿っていることが知られています。大陰唇と小陰唇の境界は一条の溝によって区切られていますが、じっはこの谷間には名称が与えられていません。
陰唇間溝と呼ぶ専門家もいますが、ここに動脈、静脈をあわせた血管叢があります。従って、この陰唇間溝は、迷走神経の分布密度が極めて高いと考えられます。
ということは、大陰唇内側から小陰唇へ向かってのソフトタッチは、女性にとってかなり密度の濃い快感をもたらすはずです。でもこの陰唇間溝は、恥垢が溜まりやすいのです。逆説的に言えば、恥垢が溜まりやすいということは、非常に鋭敏な場所であることを物語っています。
性経験の乏しい女性ほど、そこに恥垢を溜めやすいが、これはだらしないというよりも、鋭敏な場所だから、自分でも必要以上に触ることがためらわれるからと思います。
性的興奮のメカニズム・女性の感じ方は複合的
男性にとってわかりにくいのは、女性が感じるという感覚ではないでしょうか。男性の性欲メカニズムというのは、比較的単純素朴にできています。性的興奮の絶頂で射精すれば、性行動は完結します。
ところが、女性のオーガズムは、男性のように、精液が尿道を通過するとき快感が最高潮に達するとか、それが終わればかならず性欲が満たされる、といった仕組にはなっていません!
でも性欲メカニズムは、基本的には、男女とも変わりはないのですよ。男性は、ぺニスに刺激が加わると、その気がなくとも勃起し、そのまま刺激がつづくと、やがて射精に至ります。これは単純な反射運動です。
ただ、普通の反射中枢は小脳にありますが、勃起中枢は脊髄下部の仙髄に、射精中枢は仙髄からその上の腰髄にかけてある、と言われています。刺激が体の中を伝わる仕組は、全身どこをとっても変わりはしません。
私たちの体を縦横に走っている神経は、無数の神経単位によって構成されていて、樹状突起と軸索突起を伸ばし、シナプスと呼ばれる連絡部でお互いに結ばれています。
目とか耳とか、あるいは皮膚の感覚細胞が受けた刺激は、電気的なパルスとして無数の神経単位の樹状突起に伝えられ、それをシナブスでいわゆる伝達物質に変えて、まわりの無数の神経単位に受け渡します。これが、剌激を伝える基本的な仕組なんです。
さて、ぺ二スに刺激が加えられると、その刺激は陰部神経・骨盤神経を経て、勃起中枢に送られ、それに対して、勃起中枢から起立指令が発せられます。指令は同じコースを逆走して、その結果、陰茎の海綿体に血液が流入し、勃起が起こるのです。
さらに性的興奮が高まると、その興奮は射精中枢に伝わり、やはり射精中枢の指令にもとづいて、精巣から精液が尿道に注入され、最終的には、尿道周辺の筋肉が収縮して射精が起こるのです。
女性の場合も、基本的には同じ仕組で性器に剌激が加わると、反射運動として、性器全体が充血し、小陰唇が膨らんで外側に開き、分泌物も多くなり、陰核が勃起するのです。ただ、女性の場合は、男性と違って、剌激に対して反応を起こす、性感帯がはっきり分けきれません。
もちろん、男性でも、ペニス以外に刺激に敏感なところがないわけではないですが、女性の性感帯は、それこそ全身に分布しています。しかも、その反応の仕方も非常に複雑で微妙です。女性の性感覚は、足首ひとつでも、握り方によっては性感帯になるのです。
女性の性欲メカニズム・空想的・妄想的
性欲メカニズムをわかりにくくしているのは、性欲の起因は刺激による反射運動だけではないということ!触覚以外に、視覚・聴覚・嗅覚によっても性的興奮は起こるし、さらには性的空想も性欲の重要な起因としてあげなければならないです。
そしてこの面でも、男性の性欲メカニズムは、女性に比べるとかなり単純明快です。男性の場合、大脳が視覚を通して映像をキャッチすると、自律神経中枢のある間脳の視床下部から仙髄の勃起中枢に刺激が伝わり、勃起させます。
これに対して女性は、映像よりも文字に対する反応が鋭敏であると言われています。つまり女性は、自分で頭の中に映像を作り出し、その映像に性的興奮を覚えると言います。女性のほうが、空想的・妄想的なのです。
なぜ男女差があるのか?性行動をコント口ールする中枢の場所が違うのではないかと考えられています。男女とも、性行動をコントロールする中枢は、間脳の視床下部と呼ばれる部分にあるのですが、同じ視床下部でも、男性は上部の背内側核に、女性は下部の腹内側核に、性行動を指令する中枢があると言われています。
女性がオーガズムに達すると比較的妊娠しやすい
女性の多くは排卵以前なら絶対に妊娠する心配はないと思いこんでいるみたいですが?若安心してエッチに励んだりするようですが、ところが、思いがけず妊娠してしまうケースが多いのです!
女性がオーガズムに達すると比較的妊娠しやすいという性医学のデータがあるのです!性のメカニズムと生殖のメカニズムは、連動しています。
動物の実験では、発情期になると卵巣から分泌される女性ホルモンの量がピークに達し、同時に脳下垂体から黄体形成ホルモン放出ホルモンが大量に分泌されることが知られています。その結果、黄体形成ホルモンの血中濃度が一過性に高まります。
これを黄体形成ホルモンサージと呼びますが、この黄体形成ホルモンサージが高まることによって排卵が誘発されます。黄体形成ホルモンサージがなかったら、絶対に排卵は起こりません。
いいかえれば、発情期と繁殖期が完全に一致している訳です。人間には動物のような発情期はなく(発情している人もたまにはいますけどね!)年がら年中エッチできるのですが、性と生殖の基本的メカニズムに、それほど変わりがあるわけないです。
現に、人間の女性でもエエストロジェンの分泌量が最大値を示す排卵2日ほど前に、性欲がもっとも高まるという研究報告もあるみたいです。ふつう、この排卵をうながす黄体形成ホルモンサージは、周期的に自然に起こります。
個体差もなく、通常は排卵から次の月経まで14日と決まっています。これは、受胎に必要な黄体ホルモンの維持能力が2週間しかないからです。
ところが、ここが女体のメカニズムの不思議さとも言えるのですが、女性が興奮状態に陥ると、この周期からはずれて、急激に黄体形成ホルモンサージが起こることが珍しくないのです。
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