“私のゴミ袋”を持ち帰ったストーカー──それは歪んだ愛の始まりだった

そのゴミ袋には、歪んだ愛が詰まっていた──

毎週決まって水曜と土曜の朝7時、私はゴミ出しのためにマンションの入口に立つ。

まだ眠たげな空気の中、カラスの鳴き声だけが響く住宅街。

マンションのゴミ捨て場は道路沿いの植え込みの陰で、外からは少し死角になる場所だった。

ゴミを出すたび、身体がざわっとする。

自宅の前に置いたはずのゴミ袋が…　次の日、消えていた。

これが初めてではない。すでに三度目──

「ゴミ箱にも入れてないのに…」

誰かが持って行った？そんなことある？

最初はカラスか野良猫の仕業だと思っていた。でも袋ごと消えるのはおかしい。

数日後の朝、私はゴミを出した後、こっそりマンションの裏手から様子を見ることにした。

そして──見てしまった。

私のゴミ袋を手に、うつむき加減で歩く男。

背中が細く、猫背気味。その男はゆっくりとゴミ袋を持って角を曲がっていった。

その瞬間、あの顔が脳裏にフラッシュバックした。

以前、私にしつこくLINEを送ってきていた、元同僚の男──何度も無視してブロックしたのに、なぜここに？

次の朝、私は思いきって近所の交番へ相談に行った。

「それは確かに異常です。防犯カメラはありますか？」と警官が尋ねる。

マンションのエントランスには古い防犯カメラがある。管理人に頼み、録画映像を確認すると──

映っていた。私がゴミを出した数分後、あの男が忍び足で近づき、ゴミ袋を手に取って去っていく様子が。

「これはストーカー行為に該当します。被害届を出しますか？」

そう警察に言われたとき、私はようやく震える指でうなずいた。

警察の調査が進み、男の自宅からは──

私の名前が書かれたノート、捨てたはずのメモ、さらには破れた下着まで“保管”されていた。

彼にとって、私の生活ゴミは宝物だったのだ。

警察から「接近禁止命令が出ました」と告げられたとき、私はようやく安心できた。

でも心のどこかでは、あの朝の光景が今も離れない。

こんな風に、証拠のないまま不審な行動に悩まされる日々──

でも、警察に相談するにも「決定的な証拠」が求められることが多いのです。

「誰がゴミ袋を持ち帰ったのか」「なぜ私の生活を知っているのか」

そんな真実を知りたいなら、専門の探偵に相談するのが一番の近道かもしれません。

私のように、何かがおかしいと感じた時が、“調べるべき時”。

あの時、もっと早く依頼していれば…そう悔やまないためにも、

一度、無料相談をしてみる価値はあるはずです。

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