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女性器の外陰部の病気と外陰部の仕組みとは?

外陰部の仕組み
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女性器は、腟、子宮、卵巣、卵管のように、身体の内部にある内性器に対し、目で見ることができる部分を外陰部と呼んでいます。

位置が位置だけに鏡に映さないと見えないため、自分自身の外陰部を見たことがない人も多いと思います。

身体の一部なので、たまには鏡などでみることを、おすすめします。

大陰唇は、両足の間にある厚い襞で腟口や外尿道口を保護します。

陰核は小陰唇の端にある小さな突起、尿道口小陰唇は大陰唇の内側にある薄い2枚の襞、人によって形も大きさも違います。

腟口は腟の入り口、バルトリン腺は腟口の左右にある分泌腺の集まり。処女膜などですね!これらは形や色、大きさなど個人差がかなりあります。

あの場所なので人と比べることもできませんよね、また小陰唇の黒ずみで悩んでいる女性は多いです。

成熟した女性ならホルモンの影響でメラニン色素が沈着し、小陰唇が黒ずみます!(体質にもより10代の女性でも黒ずんでる女の子もいるみたいです。)

外陰部の症状

1.かゆみ・・・

皮膚炎、カンジダなどの細菌感染が考えられます。清潔にしなかったことが原因で起こる一時的なかゆみは、清潔にすれば治ります。

長く続くようでしたら、病気の可能性もあります。外陰掻痒症、外陰炎、カンジダ外陰炎、毛じらみ

2.赤くはれ爛れている・・・

痒くてかきすぎて腫れてしまった→バルトリン腺のう腫、バルトリン腺炎、外陰炎、カンジダ外陰炎

3.小陰唇、大陰唇の内面に痛み・・・

外陰潰瘍、バルトリン腺炎、バルトリン腺のう腫、性器ヘルペス

4.しこり(これは一番注意が必要)

良性と悪性があります。受診するほうが安心です!→外陰脂肪腫、外陰がん

5.できもの・・・

にきびみたいなつぶつぶ、水疱やイボなど細菌に感染している場合がありますので注意が必要!
性器ヘルペス、尖形コンジローム、毛のう炎

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外陰部は、かゆみやかぶれ、できものなどのトラブルが起こりやすいですし、人に相談しずらいですよね。ひとりで悩んでいる人も多いのではないでしょうか?

婦人科の受診をためらっている人はきっと多いでしょうね!女性器の外陰部だけでも色々な箇所の色々な症状があります。

気になるなら婦人科に行って相談するか受診するかで精神的に安心すると思いますよ!